最近おかしいことが起こるんです。
テーブルに置いていた私物が消えるんです。
この現象が始まったのはほんの一週間前あたりからです。
そして昨日、その実態をついに知ってしまった・・・。
エピローグ【いつもの朝】
羽「う〜ん」
ベッドで背伸びをする僕。いつもの朝だ。
羽「さて、準備するか」
朝食を摂るため階段を降り居間へ向かう。
居間にはボク一人しかいない。
TVをつけてニュースを見ながら朝食を食べ始めた。
序章【ボクのたばこ】
身支度をするべく、自分の部屋に入った。
音楽を聴きながらいつもの準備を済ます。
羽「そろそろ行かないとまずいな」
電車の時間が近い。
車とはいえ、すぐに家を出ないと遅刻も考えられる。
羽「持ち物は、っと・・・」
ライターとたば、・・・あれ?
昨日の夜まであったはずのたばこが見当たらない。
羽「おかしいな」
何度も部屋を見回すこと数分。
どうしても見つからない。
昨日買ったばかりのたばこが消えた悲しみとこの怪奇現象に、
ボクはただ、
呆然と立ちつくすことしかできなかった・・・。
中章【憂鬱な授業】
学校にはなんとか間に合った。
しかし、今朝の怪奇現象のことが頭から離れない。
羽「なんでたばこが消えたんだろう・・・」
勉強も頭に入らないまま、憂鬱な授業は過ぎていった。
終章【犯人はお前だ!】
家に帰っても謎は解けないままだった。
羽「この部屋には何かがあるのか・・・?」
数十年暮らしてきた自分の部屋でこのようなことは今回が初めてのことだった。
<<金田一少年が謎解きをする時のBGM>>
3つの考えが挙げられる。
1.自分がどこかに置く、またはしまう。
2.家族の誰かが持っていった。
3.実は羽は夢遊病で、寝ている間に全て吸って捨てた。
1が一番確率が高い。しかし、どこかに置いたりした記憶はいくら考えても出てこなかった。
2の場合。家の家族でたばこを吸うのはパパのみ。
ボクとは銘柄が違ったはず。
3ありえない。
羽「くそっ・・・!」
考えれば考えるほど深まる謎。
ボクはここで終わってしまうのか。
そう思った時だった。
テーブルの真横にくっついて置いてあるゴミ箱。
羽「ん?まてよ!?」
ゴミ箱が置いてあるのはたばこが置いてあったすぐ横!
羽「そうだったのか。謎は・・・全て解けた。」
結論は簡単。
テーブルの横に置いてあったゴミ箱にたばこが落ちて、消えたように見せるトリックだったんだ!
羽「犯人は・・・(ゴゴゴゴゴ)・・・あんただ、ゴミ箱!」
ゴミ箱「・・・!」
羽「お前がそんなとこにいるから、大人がそんなんだからいけなかったんだよぉぉぉ!!」
羽・ビダンは今日も宇宙を舞う・・・。
ご愛読ありがとうございました!羽先生の次回作にご期待下さい!
テーブルに置いていた私物が消えるんです。
この現象が始まったのはほんの一週間前あたりからです。
そして昨日、その実態をついに知ってしまった・・・。
エピローグ【いつもの朝】
羽「う〜ん」
ベッドで背伸びをする僕。いつもの朝だ。
羽「さて、準備するか」
朝食を摂るため階段を降り居間へ向かう。
居間にはボク一人しかいない。
TVをつけてニュースを見ながら朝食を食べ始めた。
序章【ボクのたばこ】
身支度をするべく、自分の部屋に入った。
音楽を聴きながらいつもの準備を済ます。
羽「そろそろ行かないとまずいな」
電車の時間が近い。
車とはいえ、すぐに家を出ないと遅刻も考えられる。
羽「持ち物は、っと・・・」
ライターとたば、・・・あれ?
昨日の夜まであったはずのたばこが見当たらない。
羽「おかしいな」
何度も部屋を見回すこと数分。
どうしても見つからない。
昨日買ったばかりのたばこが消えた悲しみとこの怪奇現象に、
ボクはただ、
呆然と立ちつくすことしかできなかった・・・。
中章【憂鬱な授業】
学校にはなんとか間に合った。
しかし、今朝の怪奇現象のことが頭から離れない。
羽「なんでたばこが消えたんだろう・・・」
勉強も頭に入らないまま、憂鬱な授業は過ぎていった。
終章【犯人はお前だ!】
家に帰っても謎は解けないままだった。
羽「この部屋には何かがあるのか・・・?」
数十年暮らしてきた自分の部屋でこのようなことは今回が初めてのことだった。
<<金田一少年が謎解きをする時のBGM>>
3つの考えが挙げられる。
1.自分がどこかに置く、またはしまう。
2.家族の誰かが持っていった。
3.実は羽は夢遊病で、寝ている間に全て吸って捨てた。
1が一番確率が高い。しかし、どこかに置いたりした記憶はいくら考えても出てこなかった。
2の場合。家の家族でたばこを吸うのはパパのみ。
ボクとは銘柄が違ったはず。
3ありえない。
羽「くそっ・・・!」
考えれば考えるほど深まる謎。
ボクはここで終わってしまうのか。
そう思った時だった。
テーブルの真横にくっついて置いてあるゴミ箱。
羽「ん?まてよ!?」
ゴミ箱が置いてあるのはたばこが置いてあったすぐ横!
羽「そうだったのか。謎は・・・全て解けた。」
結論は簡単。
テーブルの横に置いてあったゴミ箱にたばこが落ちて、消えたように見せるトリックだったんだ!
羽「犯人は・・・(ゴゴゴゴゴ)・・・あんただ、ゴミ箱!」
ゴミ箱「・・・!」
羽「お前がそんなとこにいるから、大人がそんなんだからいけなかったんだよぉぉぉ!!」
羽・ビダンは今日も宇宙を舞う・・・。
ご愛読ありがとうございました!羽先生の次回作にご期待下さい!
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